事業プランが先か意識が先か

皆さんこんにちは。

あまねです。

ご縁あっていまこのページをご覧の皆さま、

本日もお読みくださり。

本当にありがとうございます。

今スタッフの円さんとは整理収納アドバイザーの資格習得以降の働き方についていろいろ話をしています。

今僕自身はIT関係、真奈美さんは美容師とアロマセラピストと一応専門技術があります。円さんにとっては整理収納アドバイザーがそれになる予定。

円さんが整理収納アドバイザーの資格をとってみたいという話を始めた頃は、それぞれ資格を持った人間が自分の特性を会社で生かして働けばいいのかなと思っていました。自分が働きたい分稼いでなんらかの決まった手数料を会社に落としていくようなイメージ。

というのは僕自身はお坊さんや他の活動との兼業ですし、真奈美さんも多くても1日2件くらいしか予約を取らないスタイル。円さんはまだまだこれからお金も稼ぎたいし大きな世界に行きたいのだろうなと思っていたので、ちょっとガツガツしなくなって僕たちとは違うペースでも働ける環境にしたほうがいいのかなと思っていたからです。

でも、最近時間をとって円さんと話をするとそんな感じでもない。どちらかといえば自分の仕事のペースは現状をキープしつつでも稼いでいきたいという意向のようでした。

そうなると専門職の自己責任の集団というよりはもっとチームワークを大事にしてメンバー全員で会社の利益を生み出していくような意識で事業をしていかないといけないんじゃないかなあと思いました。

僕は何でもすぐにそうなったらどうすると考えて手を打とうとするのですが、「そうであれば、円さんの仕事の質を高めるためにも円さんでなくても出来る仕事をする人を見つけないといけないね」という話をしました。

その時に円さんから確か「そうやってまず人を雇うことから始めちゃうんですか?」みたいなことを言われたような気がします。(違ったかもしれないけど)

その時に、円さんが「そうなんだ」と思ってしまって、自分がそのような立場になった時に早急に人を雇おうとしたらちょっとこれはまずいなと思いました。

「「自分で求人をだすのではなくて、たとえば会社の中で議論して、ああ、このためにはこういう人がきっといるよね!」ってみんなが合意形成が出来たら自然とそれにふさわしい人が現れる」っていうような話を慌ててしました。

うまく説明できないんですが、合理的な経営で頭で考えてプランを実施していくのじゃないんですね僕のやり方は。結果的にはその合理的方法と同じことになることもあるのですが、あくまでも結果的なんですね。ただの会話だけそれも円さんは「自分の勤務が減るのかもしれない」というような不安要素のある中ではそこがうまく伝わらないかもなと早々に話を切り上げてしまいました。

最近丸山修寛さんという方の「潜在意識とカタカムナ」という本を読んでいます。

自分の意識と潜在意識との関係がイメージしやすい漫画なのですが、そこに「フライング人生」という話が登場します。

使命感に燃えた人があれこれと頑張って手を打とうとすることに対して潜在意識がダメ出しをするという内容なんですが、

まずは今きみが心の中にどんな思いや理想 こうしたい ああしたい というような気持ちがあっても

今この瞬間は 何もしなくてもいい程 「完璧」「完全」だって

心の底から 僕と一緒に思って ほしいんだ

「潜在意識とカタカムナ 1.8」丸山修寛 p93

「潜在意識が本人の目の前にその瞬間瞬間に見せる世界を思いっきり味わってから心を次の瞬間に移す」

最初のエピソードとこの本の話がうまくつながっていることが伝わっているかどうか不安ですが、事業としてこれから会社をどうしていくかを話し合いうとき決して今の状態がいけないからということではなく、本当に今この会社の状況もこれはこれで素晴らしいねということを話し合う全員で納得した上で、そこから見える全世界に目を見開いていくことが大事なんだと思います。

そして人の採用の件ですが、ちょっとひょっとしたらとても戦力になってくれるかもしれないという出会いが今日ありました。

経営者はどこまで何を思い描いていくのかということについてはまた書いてみたいと思います。