僕よりよっぽどお坊さんみたいな暮らしぶりの仏師さん

皆さんこんにちは。

あまねです。

ご縁あっていまこのページをご覧の皆さま、

本日もお読みくださり。

本当にありがとうございます。

ちょっとブログが書けない時期がありまして、このブログも1週間後くらいに書いています。そこまで遡る必要はないのですが、それでもこれは書いておき残しておきたいということは書いておきたいと思います。

真野さんという仏師の方がいらっしゃいます。https://www.manoworks.com/

いろんなご縁が重なりまして報恩寺で行われるカンタ・ティモールの上映会のあとに彫刻教室を開いてくださることになりました。しかも映画を見た人は割引もあるというとっても思いやりのある価格設定までしてくださいました。

前日からお寺には来られるということだったのですが、あいにく真奈美さんは京都に出張の日でした。いわゆるワンオペデーです。

食事は僕が用意しないしないといけないしある程度おもてなしもしないといけないでも、真野さんの情報はFacebookでは拝見しているけども詳しくは知らないという感じでした。

そこでまず食事について聞いてみると、「追っかけないと捕まえられないものは食べない(いわゆる肉食ではない)。お酒もほとんど飲まない。」ということでした。じゃあ、せっかくなので近くの温泉にでも行ってもらってその間時間稼ぎでもして食事の準備をしようと思ったら、「温泉を楽しむとかそういうこともしない」とのことでした。

まあ、じゃあ「晩御飯はうどんでいいかな〜」って思い直して、ちなみに「今日のお昼はなにを召し上がられました?」と聞くとなんと「うどん」ではありませんか!

そういう八方塞がりの状態でとりあえずおもてなしに関しては降参して何もしないということに決めました。

結局食事は「湯豆腐鍋」にしました。翌朝は茶粥。

普段から肉食飲酒の我が家とは大違いで、しかもそれをずーっと実践されているなんてそういうイメージは全くありませんでした。

そして、「今日は青春18きっぷを使ってきました」とまたなんてまあ悠長というかやっとこ真野さんの人となりが分かってきたのでした。

自分がもてなさいといけないという想いはどこから来るんでしょうね。

淡々とマイペースの真野さんを見てちょっと頑張り過ぎなんだなと思いました。

翌日の彫刻教室は僕も参加してみました。

まずは下書き

こちら今日1時間半ほどで彫れた状態

とっても楽しかったです。

「榛原まで片道2000数十円で行けてしまうので気軽に呼びつけていただけたら。」

ああ、特急とか乗ってという人じゃないんだなとあらためて思いました。

本当に清らかな人ですね。

今は感心するしかないですが、僕にもそんな日が来るのか、僕は僕のままなのか、どっちでもいいかなと思っています。

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